学校ブログ
7/27(木)✎勉強のやる気の出し方7つ♪
夏休み中のお子様の「やる気スイッチ」のお役に立てればと掲載します♪
★勉強のやる気の出し方7つ★
<①机の掃除にとりかかる>
小学生の子どもにとって宿題へのハードルは意外と高いものです。にも関わらず、いきなり宿題へ取り組ませるのは、あまり上手いやり方とは言えません。どうしても子どものやる気が出ないようであれば、まず宿題の準備だけをやらせるのがベター。机の周りを片付けたり、鉛筆・赤ペンなど宿題に必要な文房具を整理したり、とにかく宿題の前準備だけをさせてみましょう。※仕事にも当てはまるのですが、大きなハードルにとりかかる前に、目の前の小さなハードルをクリアしていくことで、徐々にやる気スイッチが入っていくという方法です。
<②単純な問題から>
上で解説した掃除の原理と同じ方法です。人は大きな作業にはどうしても躊躇してしまう性質があります。しかし、比較的小さくて楽な作業からこなしていく内に、だんだんと大きな作業にもとりかかれるようになるのです。毎日の宿題にかぎらず、塾や夏休みの宿題のような大量の作業が必要なときにも使えるノウハウです。
<③宿題の意味を話し合う>
子どもはよく「なんで宿題しなきゃいけないの?」なんて聞いてくることがあります。「そんなの当たり前!」なんて言ってはいけません。子どもだからと軽くあしらわずに、しっかりと一緒に考えてあげましょう。
萩荘小では、宿題によって得られる効果は、学力の向上だけではないと思っています。継続する力や自主的な行動力など、中学・高校、将来大人になっても必要とされる力を養うことにも繋がると考えています。遊びたい盛りの萩小っ子にとっては、宿題は意味を見出せない時があるかもしれませんが、将来的に、「自学自習ができる人間」に成長させる意味があります。お子さまが何か言っている時は、その主張に耳を傾け、理解を示した上で、宿題をやる意味をおうちでも、伝えてあげていただければと思います。
<④ご褒美をあげる>
ご褒美で「釣る」のは、ちょっとズルい気がして、気が引けるという方もいるのでは・・・。しかし、人間は誰しも、何かしらのご褒美に引き寄せられて勉強するものです。ご褒美と言っても、「宿題が終わったら何かをあげる」のではありません。ポイントは、「宿題を始めた段階で褒める」ことです。なぜかと言うと、宿題をやるという行動自体が大切なのだと子どもに解ってもらうためです。
親子のコミュニケーションも大きなカギに
<⑤親の近くで勉強させる>
特に小学校低学年の子どもの場合、親に見られているとそれだけで安心します。もちろん、ただ近くにいるだけでなく、たまに優しく声をかけてあげるとさらに効果アップ。その時には、厳しく命令したり、尋問するようなことは避けましょう。子どもの宿題への気持ちに共感してあげることだけで十分です。子どものやる気は、子どもの内側から出るもの。親はそれをサポートすることに徹するのが良いでしょう。
<⑥やる気になるのを待つ>
ハナから子どもが全く宿題にとりかからない場合、誰だってガミガミ言いたくなります。しかし否定的な親の言動で子のやる気をそぐのはNG。もしやる気を出して宿題に取り組んでもらいたいなら、辛抱強く待つことが大事です。
そして少しでも子どもが宿題をやる素振りを見せたら、そこがチャンス!やる気になったことを褒め、計画を自分で立てさせてあげるのが大切。そこで親が命令してしまうと、せっかくのやる気を潰してしまいます。
<⑦終わったら宿題を見てあげる>
宿題が終わったら、子どもに宿題を見せてもらいましょう。何も、間違いを指摘したり、訂正させる必要はありません。終わらせたこと自体を褒めてあげましょう。「よくやったね」それだけで子どものやる気スイッチは入るのです。