1/26(金)6年・ことばの先人出前講座を行いました♪~蘭学者「大槻玄沢(おおつきげんたく)」~

 

 

●大槻玄沢(おおつきげんたく)  ●1757年~1827年  ●外国語の学習と科学の発展に貢献

一関藩中里村(現在の一関市中里)生まれ。江戸時代後期の蘭学者。『解体新書』の翻訳で有名な杉田玄白(すぎたげんぱく)や前野良沢(まえのりょうたく)の弟子。「玄沢」とは、師である2人から一文字ずつもらってつけた通り名である。

 また、玄沢(げんたく)の息子に漢学者の大槻磐渓(ばんけい)、孫に国語学者の大槻文彦(ふみひこ)がおり、一関では、この3人を「大槻三賢人」と称しており、一関駅前には3人の像が設置されています。

(※玄沢の孫にあたる文彦は、国語辞典の元祖「言海(げんかい)」をつくった方で、一関市内の全小・中学校では、ことばの時間にこの「言海」を使用しています。)

玄沢の優秀な門人(弟子)にあたる佐々木中沢(ささきちゅうたく)は、萩荘地区の上黒沢村出身で現在、お墓も萩荘にあるとのことでした。子ども達は、偉大な方々がより一層身近に感じられ、親近感を持つことが出来ました。

一関市博物館からお越しいただいた相馬先生には、45分間という短い時間にもかかわらず、子ども達に分かりやすく、丁寧にお話しをしていただきました。子ども達も、先生方もうなずきながら、メモを取っていました。

たくさんお話しをいただき、たくさん勉強になった出前授業でした。相馬先生、市教委の八重樫先生、誠にありがとうございました。