7/20(木)4年生「手話」の学習をしました♪

 

7月12日に4年1組、19日は4年2組が一関市社会福祉協議会の方々のご協力で手話の学習をすることが出来ました。講師のハガさんは、幼少の頃の病気で耳が全く聞こえなくなり、通訳の方々と一緒に講演をしていただきました。「おはよう」「こんにちは」の簡単な日常のあいさつから、「私の名前は〇〇です。よろしくお願いします。」という表現も教えていただきました。子ども達一人一人の名前はどのように手話では表現するかを丁寧に教えていただき、子ども達は最後にそれぞれが自己紹介が出来るようになりました。

最後に、子ども達からお礼の気持ちを込めて「手話付きの歌」のプレゼントががありました。講師の方々が一段と笑顔になり、とても喜んでくれました。歌のプレゼントはよくしていただくようですが、小学生で手話付きの歌をプレゼントされることはほとんどないということで、感激していました。素敵なシーンでした♪

手話は音声のない「見る言語」です。テレビのニュース、ドラマで手話を見たことがある人もいるでしょう。でも、手話は決して耳の聞こえない人だけのものではありません。私たちも、友だちや家族と話すとき、表情や身ぶりも使っているはずです。あやまる時に手を合わせたり、さようならと手をふったりしながら言葉を交わしています。野球では、チームサインで味方に作戦を知らせたり、友だちとジェスチャーで合図を送ったりします。

手話は耳の聞こえない人たちが手や体の動きを使ってコミュニケーションをできるようにしたものです。私たちも簡単な手話を覚えると交流の輪も広がります。授業が終わってから「手話、楽しかった♪」「もっと知りたい♬」と子ども達の声が聞こえてきました。この授業がさらに手話の勉強をするきっかけ作りになるといいですね。